オブリビオンでセーブできない・消える時の原因と解決方法【Windowsのランサムウェア防止】

オブリビオン(無印GOTY)をSteamで日本語化して遊ぼうとしたら、セーブができないトラブルが発生しました。

どのように解決したのかを書いていきます。

結論

結論から言うと、原因はWindowsのランサムウェア防止機能でした。

Oblivion.exeを許可したら解決しました。

Windowsセキュリティ→ウイルスと脅威の防止→ランサムウェアの防止→許可されたアプリにOblivion.exeを追加

という手順です。

症状: セーブが反映されない・削除しても復活する

日本語化には成功したものの、セーブが反映されないトラブルが発生。

セーブ画面に新規セーブデータとオートセーブ1件しか表示されない状態

セーブしてみます。

「保存しました。」と表示されたオブリビオンのセーブ直後の画面

このように「保存しました。」と出るんですが……

ロード画面に新規セーブが反映されず古いオートセーブだけが並ぶ症状

ロードしようとすると反映されてないんですよね。

セーブは「オートセーブ」とメニューから「新規セーブ」の両方をやったけどできない。

最初に試しに作ったインペリアルのデータ以外表示されない。しかもメニュー上で削除しても復活する。

そのインペリアルのデータで進めても、新規セーブもオートセーブもできない。

犯人探し

容疑者1:管理者権限

Claude Fable 5 に相談してみました。

 obse_loader.exe に「管理者として実行」の互換性フラグを付けてる可能性がある。MO2経由の起動では、MO2(非管理者)→ゲーム(管理者)の権限ミスマッチでファイル書き込みやVFSが壊れることがある。

とのこと。

ですが、obse_loader.exeに管理者として実行のチェックはついていませんでした。

管理者権限シロ。

容疑者2:Overwrite

MO2(Mod Organizer 2)に何かおかしいところはないか探しました。

MO2のMod一覧の下部に表示されたOverwrite

MO2の画面に“Overwrite”というのが出てるんですよね。

MO2の通知「Overwriteディレクトリにファイルがあります」

これかな?

「セーブしたはずが一覧に出ない」のは、前回のセーブ(MO2導入前に本来の場所に作ったやつ)と今回のセーブ(Overwriteに入ったやつ)で参照場所がズレたのが原因。この通知はMO2からの「Overwriteに整理してないファイルが溜まってるよ」という案内で、エラーじゃなく仕分け待ちのお知らせ。

Claudeはこのように推測。

再発防止(1分で恒久対策)
MO2のプロファイル設定でセーブを仮想化しないようにする:

・MO2上部の「プロファイル」メニュー(身分証アイコン)→ 使用中のDefaultプロファイルを選択 → 「プロファイル固有のセーブゲームを使用する」的なチェックボックスをオフ

これでセーブは常に本来の My Games\Oblivion\Saves に直行するようになって、Overwrite吸い込み問題は今後起きない。

調べてみたんですが「プロファイル固有のセーブゲームを使用する」にはチェックが入ってないんですよね。

MO2のプロファイル設定。プロファイルごとに固有なセーブデータは未チェック

「アーカイブの自動化を無効にする」には入ってるけど、それ以外に入ってない。

Overwriteの中身はNorthernUIの設定ファイルのみでSavesフォルダは無い

それと、Savesフォルダが見当たらない。

Overwriteの中身を見るとSavesフォルダが無い。入ってるのはNorthernUIの設定ファイル(log+xmlprefs.ini)だけで、これはNorthernUIが普通に動いてる証拠の生成物。セーブはOverwriteに吸い込まれてなかった。

つまりセーブの行方はまだ特定できてない。仮説をひとつ潰しただけ。ground truthを直接見に行こう。

とClaude。

Overwriteもシロ。

じゃあ犯人は?

管理者権限でもOverwriteでもない。

じゃあ犯人は?

どうなんだClaude!

犯人はあなただ!

対処: Oblivion.exeを許可する手順

推理を進めていくClaude。

確認1: セーブフォルダを直接開く(これが本丸)

エクスプローラーで:

ドキュメント\My Games\Oblivion\Saves

を開いて、更新日時で並べ替え。見るポイント:

・今日(8/9)のタイムスタンプの .ess ファイルがあるか
・あるなら「保存はされてるが一覧に出ない」問題、無いなら「保存自体が失敗してる」問題で、対処が全然違う

確認2: どうやってセーブした?

・ESCメニューから「保存」?
・クイックセーブ(F5)?
・ウェイト/睡眠の自動セーブ待ち?

方式によって書き込み経路が違うから、これも切り分け材料になる。

Savesフォルダの中身(スクショで可)と保存方法、この2つで犯人を追い詰める。

なんだか勇ましい。

確認してみました。

My Games\Oblivion\Savesの実体は8月8日のautosave.essだけ

.essは8/8になってますね。

あと、自動セーブでも新規セーブもできないんですよね。

どうだ?Claude。

手掛かりが揃った。この3点——新規セーブが書き込まれない+ゲーム内で消したファイルが復活する+8/8のバニラ時代のセーブだけ健在——を全部一発で説明できる容疑者がいる。

本命: Windowsのランサムウェア防止(コントロールされたフォルダーアクセス)

Windowsセキュリティに「ドキュメント配下への書き込みを、許可リスト外のアプリからブロックする」機能がある。これがオンだと:

・obse_loader.exe(Defender的には「日本語化パッチ同梱の怪しいexe」扱い)がドキュメント\My Gamesにセーブを書けない→一覧に出ない ✓
・ゲーム内からの削除もブロックされる→メニュー上は消えたように見えて、実ファイルが残ってるから再起動で復活 ✓
・8/8朝のセーブは日本語化前にSteamからOblivion.exeで起動した時代のもの→別プロセスだから通ってた ✓

おおお!!

名探偵Claudeだ!!!

確かめていきましょう。まず次の手順で進みます。

  1. スタートメニューで「Windowsセキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」
  2. 下の方の「ランサムウェアの防止」→「コントロールされたフォルダーアクセス」がオンになってるか見る
  3. オンだったら同じ画面の「ブロックの履歴」を開く
Windowsセキュリティのブロック履歴。セーブ試行と一致する時刻が並ぶ

これじゃん!!!

確定。現行犯逮捕だ。 ブロック履歴の時刻がセーブ試行と丸ごと一致してる——8/8はEasyInstallerの作業時間帯(10:17〜12:08)、そして今日の15:47〜16:23がまさにプレイ中のセーブ失敗の連打。これが答え。

よし、連行しろ!!!

「許可されたアプリを追加する」でOblivion.exeを追加した画面

「許可されたアプリを追加する」で Oblivion.exe を追加しました。

ただ、「obse_loader.exe」は表示されてなかったんですよね。

「obse_loader.exeが一覧にない」のは正しい挙動なんだ。理由:

OBSEの仕組みは「obse_loader.exeがOblivion.exeを起動してそこにdllを注入する」構造。つまりセーブを実際に書き込むプロセスはOblivion.exe本体。ブロックされてたのもOblivion.exeで、だからきーたーが追加したOblivion.exeの許可がドンピシャの正解。obse_loaderは書き込み当事者じゃないから一覧に出ない。

そういうことらしいです。

セーブできるか確かめてみましょう。

許可後、ロード画面に新規セーブ「保存1」が表示されセーブ成功

セーブできた!!

一件落着!!!

まとめ

というわけで、犯人はWindowsのランサムウェア防止機能でした。

名探偵 Claude Fable 5 の灰色のパラメータのおかげで、割とすぐに解決できました。

※ランサムウェア防止(コントロールされたフォルダーアクセス)は初期設定ではオフです。オフなのにセーブできない場合は、本文で無罪にした容疑者たち(MO2の「プロファイル固有のセーブゲーム」設定や、obse_loader.exeの管理者権限)を先に疑ってみてください。あと、リマスター版で同じ症状の場合も、同機能が原因ならゲーム本体のexeを許可すれば直るはず(未検証)。

それでは、また別の記事で。

オブリビオン(無印GOTY)をSteamで日本語化してコントローラーで遊ぶまで【2026年版】

2026年8月12日

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