生粋の仙台人が教える!仙台の6つの特徴と6つの住むメリット

 

これから仙台に転勤などで移り住む人、もしくは引退後に地方へ移住しようかと思っている人などは多いかもしれません。

そういった方に向けて、仙台で生まれ育った僕が仙台の特徴と住むメリットをそれぞれ6つずつお教えしようと思います。

それではしばしお付き合いを。

 

特徴

仙台駅のペデストリアンデッキ。

仙台人はシャイ

 

仙台に来た人は、「仙台人は冷たい」と感じることがあるらしいです。

でも実際は冷たいというよりシャイでおとなしいんですよね。

特に主に西日本の方から来た人は冷たいと感じる傾向があって、実際生粋の仙台人の僕が西の人と接すると軽いカルチャーショックを受けることがあります。

職場の上司が九州出身だったんですが、仙台人とは明らかに違う人懐っこさがあったので、同じ日本人なのにと不思議に思いました。

東北出身の友人が名古屋に行ったときも、「そこらへんのオッチャンがめっちゃフレンドリーに話しかけてくるからびっくりした」と言っていました。

仙台人は引っ込み思案で、あまり自分を前に出しません。消極的なところがあり、保守的ですが、特に不寛容というわけでもない。

東北は閉鎖的というイメージがあると思いますが、少なくとも仙台に関してはそれほどでもありません。ある程度経済が発展しているので、開放性は一応あるということではないでしょうか。

ただ、年配の方はそうじゃない人もいますし、東北6県を中心にいろんなところから人が集まっているので、中にはやたらと他人に口を出す人もいますが、それはまあ東京も同じでしょう。

ちなみに福島の人で「仙台の奴には積極性が足りない!」と主張している人がいると聞いたことがあります。東北といっても様々なわけです。

 

丁度いい感じに田舎

 

仙台駅周辺の中心部は結構都会ですが、そこからちょっとでも外れると一気に田舎になります。

なんか森が見えてきますからね(笑)

とはいえ中心部は文句なく都会なので、都会過ぎず田舎すぎないという良いバランスがあると思います。

実際仙台の若者が修学旅行などで初めて東京に行っても、仙台駅周辺とさほど変わらないという印象を受ける場合が多いです。まあどの駅も仙台駅並みなので一応驚くのですが、仙台の若者があまり東京に出たがらない理由になる程度には、一応都会なんですね。

一方田舎らしいのんびりした雰囲気もあるので、丁度いい感じに田舎なのです。

 

とにかく普通

 

仙台ってぶっちゃけあんまり目だった点がないんですよね。

伊達政宗なんかは有名ですが、お殿様なんてどの県にもいたわけで、別に特別とも言えない。

牛タンやずんだなど、おいしい食べ物もいっぱいありますが、だいたいどの地方にもおいしいものはあります。

昨日食べた牛タン定食。

「都道府県ランキング」なんてものが一時期流行りましたが、毎回宮城県は真ん中ぐらいの順位なんですよね(笑)21位とか26位とかばっかり。

観光名所も、青葉城とか日本三景の一つである松島(宮城郡松島町)とかは一応ありますが、いまいちパッとしない。

地方中枢都市にしてはとにかく普通なのが仙台です。普通なのが特徴。

普通なのを良いことととらえるか悪いことととらえるかは人それぞれですが、僕はそういうところも好きですけどね。

 

高校は公立の方に権威がある

 

東京などでは私立高校の方に権威がありますが、仙台では逆です。

仙台では私立高校はたいていの場合「滑り止め」という認識になっています。

トップの高校は仙台二高という公立。仙台一高、二高、三校、などの数字が入っている6つの公立高校は「ナンバースクール」と呼ばれ、県内最高の権威が認められています。

ですので、わざわざ高い学費を払って私立に行くのはよほどのお金持ちか滑り止めで行かざるを得ないか、という認識になっているんですね。とくに年齢が高い人はそう考えていることが多い。

もちろん私立は教育が充実していたり、校舎が綺麗だったりするので、できれば私立に行きたい子供も多いんですが、家庭の経済事情的にまず公立を目指すのが普通です。

考え方を変えれば、成績が良いのであれば公立でレベルの高い高校に行けるわけですから、親としては教育費が節約できてお得かもしれません。それは「メリット」とも言える。

これから仙台に住む予定がある方は、覚えておいてもいいかもしれません。

 

やっぱり車社会

 

仙台駅周辺の中心部以外は車が必須です。やっぱりそれなりに田舎なんですね。

ですので、免許を持っていない人は、仙台に住む前によく考えておかなければいけません。

車が無いとほんとに何もできないですからね。買い物すらままならない。

自転車という手段もないわけではないですが、場所によっては坂が多いのでとても大変です。山ばっかりですからね。

僕も中学生の頃は山の中の急な坂を自転車で通わされました。ほんと大変だった……。

ただ、中心部でもなければ駐車場が豊富なので、止める場所にはあまり困らないでしょう。そこらへんは田舎のいいところですね。

ちなみに……。

地下鉄泉中央駅のバスプール。一時間待たされるなどはザラ。だから車必須。昨日もギリ乗り過ごして50分待たされた。

 

交通マナーが悪い

 

宮城県民は交通マナーがよろしくありません。

僕も普段からイラつかされることが多いです。

とにかくウィンカーをあげない。あげるときもタイミングが遅すぎる。幅寄せや割込みは当たり前。

以前バイクで走っているときに幅寄せをされて死ぬかと思いました。ちょっとビックリしてバランスを崩すだけでコケますからね、バイクは。

交通マナーが悪いのは田舎者の特徴かもしれません。それには言い訳しようがない……。

ただ、クラクションはあまり鳴らさないような気がします。性格がおとなしいからでしょうか(^^;)

 

住むメリット

仙台PARCO。

過ごしやすい気候

 

仙台は暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい気候になっています。

冬は雪が降りますが、あまり積もらないです。他の東北の県に比べたら圧倒的にマシです。スタッドレスタイヤへの履き替えは必須ですけどね。

ただ、東京に比べたらもちろん寒いです。最低気温は3度くらいなら「暖かい」という認識。マイナス3度くらいになってようやく「寒い」となります。

東北人は寒さに強いですから、そこは注意しなければいけないかもしれません。でもまあ、すぐに慣れると思いますけどね。他の東北の県に比べたら全然寒くないですし。

夏は涼しめです。以前夏に大阪へ行きましたが、あまりの暑さでまいってしまいました。暑すぎでしょ、大阪!

ちなみに隣の山形県も夏は暑いです。距離的には仙台と近いですが、あちらは盆地なんですね。だから熱がこもる。

総合的に見て、気候に関しては日本屈指の過ごしやすさではないかと思います。

もちろん出身の県によって感覚は違うとは思いますが、極端な気候はないと思ってもらって結構です。

雪はあんまり降らない。夏は涼しい。台風もあまり来ない。火山もない。

そこらへんが、仙台のメリットです。

 

どこへ行ってもすいてる

 

仙台駅周辺の中心部はいつもそれなりに混んでいますが、東京ほどではないですし、ちょっと外れるだけでどこも結構すいています。

東京みたいに行列ができている飲食店がそこら中にある、といった感じではないですね。

昨日仙台駅周辺を昼に歩いて回りましたが、いきなりステーキがちょっと並んでいたくらいで、あとは普通に入れそうでした。

東京ってそこらへんのラーメン屋でもすごい行列できてたりするじゃないですか(笑)

仙台でもそういうのがないことはないですが、だいたいどこもすいているというのは、東京から来た人にとっては楽かもしれません。そのかわり、東京と比べると選択肢は少ないですけどね。

ちなみに地下鉄広瀬通駅。

昨日撮ったんですが、昼頃にもかかわらず人がまったくいない瞬間が……(笑)

 

緑が豊か

 

仙台は「杜の都」と呼ばれておりまして、緑が非常に豊かです。

なんでも江戸時代から植林を政府レベルで進めていたとか。

定禅寺通りの並木道は有名です。大きな通りに見事なケヤキがズラーッと並んでいる様は壮観。

前述しましたが、市街地からちょっと外れるとすぐ森が見えてくるぐらいなので、大都会から来た人はそれに癒されるかもしれません。

僕自身は前まで緑なんかに興味はありませんでした。まわりが山ばかりの家で育ったので、そんなものは当たり前に感じられたのです。登山を趣味にしている人はたくさんいますが、意味がわかりませんでした。なんでわざわざ趣味で山に登るのかと。

しかし今では、この溢れる緑がとても好きです。都会のコンクリートジャングルから帰ってくるとホッとする自分に気づくんですよね。

自然が豊かであり、ちょっと行けば都会もある。その絶妙なバランスが、宮城県の魅力です。

 

魚がおいしい

 

宮城県には気仙沼という日本有数の漁港があるので、海鮮類がとてもおいしいです。

僕も子供の頃はわからなかったですが、ある県外の地方で食べた魚があんまりおいしくなくて、今まで自分は恵まれていたんだな、と気づきました。秋のサンマは最高。

海の魚だけじゃなくて、川魚もおいしいですよ。

オススメなのは「はらこ飯」です。

鮭といくらを使った炊き込みご飯のようなものなのですが、僕はこれが子供の頃から好きでした。

鮭といくらなので相性がバツグンなんですよね。これが宮城県亘理地方発祥で、他の地方にはあまりないと知った時は驚きました。日本中でポピュラーなものだと思っていたので。

それだけおいしいんです。はらこ飯は。

魚好きな人には、仙台に住むメリットになるでしょう。

ちなみに食べ物に関しては「芋煮会」というものがあります。

里芋を煮た汁ものを大鍋で作りみんなに振る舞って楽しむ行事です。

仙台だけではなく、青森県以外の東北各地で行われているようです。

僕も小学生のころに近所の子供会で芋煮会に参加していました。寒い時期には体があったまってとてもおいしいですよ。

 

訛りがあまりない

 

仙台人、それも比較的若い世代は標準語を喋ります。

たまに方言は使いますが、あまり訛っておらず、他の地方によくあるような「標準語批判」みたいなものは一切ありません。

年配の方は訛っていますが、相手が標準語でもなんとも思ってないです。

テレビが普及したのももちろんあると思いますが、仙台は東北各地から人が集まるので、標準語を喋る必要性がいくらかあったのかな、とも思います。

東北といってもいろいろ方言があるんですよ。同じ東北人といっても、僕は津軽弁は全然聞き取れません。多分ほとんどの東北人がそうだと思いますが(笑)

ですので、とりあえず標準語で喋っておけば通じるというのがあったんじゃないでしょうか。

仙台に移り住む人は、言葉に関してはあんまり心配しなくていいですよ。

「いづい」とか「うるかす」とか「だから!」などの方言はたまに出てきますが、そんなに多くもないですし、間違っても誰も気にしません。

 

東京からわりと近い

 

仙台―東京間は新幹線で1時間半しかかかりません。料金は往復で20000円くらい。

結構近いんですよね。東京―大阪よりも断然近いです。

ですので、東京でなにか大きなイベントがある時とか、首都圏に実家があって里帰りしなければいけないとか、そういうときにはとても楽です。

お金が心配なら高速バスもありますしね。

東京が恋しくなったらたまに帰ればいいんですよ。すぐ着きますから。

そこらへんも、大きなメリットだと思います。

 

結論「仙台は暮らしやすい」

 

仙台には良いところも悪いところもありますが、結論を言うと、やはり暮らしやすいと思います。

その根拠には、若者があまり仙台から出ようとしない事実があります。

早稲田や慶応よりも東北大学に行きたがる若者も多いですからね。みんな仙台から出たがらない。

実際、東北出身の芸能人ってあまり思い浮かばないですよね。関西や福岡、沖縄などはすぐ浮かびますが。いたとしても、現在は東北に戻ってローカルタレントをやっていたりする(笑)だからこそサンドウィッチマンが宮城でかなり人気だったりするわけです(彼らは宮城県出身)。めずらしいですからね、全国レベルの宮城出身タレントは。

地方の若者があまり東京に出たがらないっていうのは、考えてみれば結構すごいことだと思います。それほど、仙台の居心地がいいっていうことでしょう。

何を重視するかは人それぞれですが、仙台はいいところだと僕は思います。

興味があったら是非いらしてくださいね。

 

まとめ

 

特徴

仙台人はシャイ

  冷たいわけじゃない。

丁度いい感じに田舎

  都会過ぎず田舎過ぎず。

とにかく普通

  普通なのが特徴。

高校は公立の方に権威がある

  教育費が浮く。

やっぱり車社会

  車がないと何もできない。

交通マナーが悪い

  ウィンカーあげない……。

住むメリット

過ごしやすい気候

  暑すぎず寒すぎず。

どこへ行ってもすいてる

  楽。

緑が豊か

  癒される。

魚がおいしい

  はらこ飯をぜひ。

訛りがあまりない

  標準語批判をされない。

東京からわりと近い

  里帰りしやすい。

結論「仙台は暮らしやすい」

  若者が出たがらない程度には居心地がいい。

 

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