レターポット(α)がよくわからない人のための解説と使い方




 

キングコング西野さんが、新サービス「レターポット(Letterpot)」を開始しました。

しかし何せまったく新しいタイプのサービスなので、内容がイマイチよくわかっていない方もいるでしょう。

この記事では、レターポットとは何なのか、そしてその使い方を解説したいと思います。

使い方を知りたいだけの方は、目次から飛んでください。

 

解説

レターポットとは

 

レターポットは有料のメッセージ送信サービスです。

今のところ5円で1文字分の1ポイント(1レターと呼ぶ)を購入することができ、そのポイントを使って文章を書いて人にメッセージを送るというもの。使ったポイントも相手に贈られます。

西野さんのブログにこのサービスへ込めた思いがつづられています。

https://lineblog.me/nishino/archives/9314010.html

お金を使ってメッセージを送るので、そのメッセージに時間とお金がかかっていることが相手にもわかる。だから言葉に心がこもり、良質なコミュニケーションが可能になるという代物。

昨今ではLINEやSNSで簡単にメッセージを送ることができますが、レターポットではそれをあえて有料にすることによって、贈り物としての価値をメッセージに込めることができるようにしています。

現実でも、かわいい便せんで手書きの手紙をもらったら嬉しいですよね?手間とお金がかかっているのがわかるから、心が通じる。

レターポットではそれをネット上で実現しているわけです。

西野さんも言っています。

実際にやってみると、分かると思うのですが、「購入した文字」が贈られてきた時の嬉しさったらハンパなくて、十分、プレゼントとして機能しますし、労働の対価(お礼)としても機能するように僕は思いました。

これは手紙の本質を突いたサービスだと思います。手間がかかっているからこそ嬉しいですからね、手紙は。

 

贈りもの革命

 

西野さんは「贈りもの」自体の概念を変えるような、革新的な思いをこのレターポットに込めているようです。

贈りものをもらうのはいいけど、いらないものだったら邪魔になる。だったらお金を贈ればいいが、それだと「時間」がかかっていないので、もらう方もちょっとがっかりしてしまう。

その問題を解決するために考えたのがレターポットだとか。

たしかにそうですよね。贈りものは相手の立場に立って、相手が本当に欲しいと思うものをあげなければいけない。お金や商品券などを贈るのは無難だが、心がこもっていない気がする……。とても難しいと思います。

そこで、西野さんはこう考えました。

この問題を解決するには、送る『お金』に『時間』を載せるしかない。

つまり、僕があなたにプレゼントする1万円札に、かなりの時間が費やされたことが可視化されれば、あなたはその一万円札を暖かい気持ちで受けとることができるだろう。

そしてレターポットが生まれた。

西野さんはクラウドファンディングで1100万円以上の資金を集め、先日αバージョンのレターポットをリリースしました。

この行動力には驚かされます。

 

換金できない

 

当初はもらったポイントを換金できるようにする予定だったようですが、結局換金はできない仕様になりました。

前項でも書いたとおり、当初は「お金に時間を載せる」ことをコンセプトにしていたわけですから、そこそこ大きな方針転換と言えるかもしれません。

西野さんはこう言っています。

換金機能を取っ払うことに決めたのは、「法定通貨(国が信用を裏付けている通貨)と絡めなくても、言葉だけで回る経済圏が作れんじゃね?」という僕の謎の仮説を検証したいからです。

たぶん、いけると思います。

なんだか僕もいけるんじゃないかと思いました。

実際、換金機能があると単なるメッセージ付きの送金システムになってしまいます。それだと何も新しくないし、面白くもない。

レターポット上のポイント(レター)は一つの通貨のようなもので、それには円のような法定通貨のように何とでも交換できるものとは違った機能を持たせたいということ。

あえて交換しにくくすることによって「言葉だけで回る経済圏」という抽象的な経済現象を実現させようとしている。これはとても壮大な試みですよね。

西野さんはこうも言っています。

先に言っておくと、レターポットはいわゆる仮想通貨ではなく、“仮想通貨のようなもの”で、

通貨ではなく、“通貨として機能しちゃうかもしれないもの”です。

仮想通貨は基本的に換金することを前提にしているわけですから、西野さんの狙いとはちょっと違うのでしょう。

つまり、換金できないことに意味がある。逆に換金できたら意味がない。「銀行口座にお金振り込んでLINEでメッセージ贈ればいいじゃん」となってしまうからです。

 

そもそもお金とは何なのか

 

お金とはそもそも「信用」そのものです。

だから物理的なお金は何でもいい。紙幣はただの紙だし、硬貨もただの金属片です。原始時代は貝殻や大きな石の円盤などを使っていましたね。

数十年前までは「金(ゴールド)」という金属にもとづいた金融構造がありましたが、今ではそれも無い。

銀行口座なんて最たるものです。ただのデータですからね。ただのデータをみんなが大事にしている。例えば銀行からお金を借りるときは、実は口座のデータが増えているだけなんです。それ以外は何も増えてないんですよ。銀行が勝手にお金を作り出しているだけ。これ、考えてみるとすごくないですか?

それが成り立っているのは、政府に信用があるからです。政府の発行する円には、政府がちゃんと監視して、価値を保ってくれるだろうという信用がある。ニセ札を作るヤツがいたら逮捕して厳罰を下してくれるだろう。銀行がおかしなマネをしたら制裁を加えてくれるだろう。そういう信用があるんですね。

政府が価値を保証してくれるなら、みんな喜んで現金を受け取ります。なので、買い物などの「交換」が円滑になるというわけ。

「お金」とは「信用」なのです。

そしてまた、「信用」も「お金」なのです。

西野さんは新しい「信用」を、レターポットによって作り出そうとしているのでしょう。

レターポットがもっと広まり、たくさんの人が利用するようになれば、ポイントを使った様々な言葉のやりとりが生まれるはず。新しいタイプの「交換」が生まれる。今はまだ「便せん」と「メッセージ」くらいの要素しかないですが、今後の動向次第ではもっとたくさんのサービスが追加されるかもしれません。

そうなれば、ポイント(レター)は、一種の通貨として機能するようになるでしょう。もちろんレターポットがきちんと運営されないと信用が生まれないので、そういった条件はありますが。

まだαバージョンですから、今後が期待されるサービスですね。

 

余ったお金は寄付

 

西野さんはこう言っています。

レターの売り上げでもって、サービスを運転していかないといけないのですが、あらかじめサービスの運転費用は少しだけ残していますし、そもそも『恩贈り』がレターポットの基本精神なので、昨日の売り上げの798660円は全額、東北の被災地に寄付します。

僕は東北出身なので、この言葉にはとても嬉しい気持ちです。

コンセプトをブレさせないために、利益は寄付するということですね。

要するに、西野さんは「欲」を徹底的に排除したいのだと思います。

「欲」ではなく「恩」をやりとりさせるサービスを作りたいのではないでしょうか。

まあメッセージを受け取って嬉しい気持ちになりたいというのも欲かもしれませんが、そんな細かいことはどうでもいい。

心のやりとりに勝る幸福はなかなかないと僕は思います。

ただ、東北はもうすでに「被災地」という感じではないんですよね。もうだいたい復興は終わって、次に進もうとしている段階だと思います。

ですので、寄付よりも、そのお金を使って西野さんが東北で何かおもしろいことをする方が、個人的には嬉しいです。そっちの方が経済が回って、結局被災者のためになるのではないでしょうか。あくまで一個人の意見ですが……。

 

使い方

Facebookアカウントで登録

 

まずこのリンクへ飛んでください。

https://letterpot.otogimachi.jp/sign_in

Facebookアカウント以外では登録できないようなので、持っていない方はあらかじめ作っておいてください。

https://www.facebook.com/

利用規約に同意して登録すると、

こういう画面になるので先へ進みます。

するとホーム画面が開きます。

とりあえず氏名などを登録しましょう。

このような画面。

 

レターを買う

 

次にレター(ポイント)を買いましょう。

「レターを買う」をタップ。

するとこの画面に。

僕はとりあえず100レター(540円)買ってみることにしました。

するとこの画面に。

クレジットカード決済のみのようですが、デビットカードでも買えました。

デビットカードなら15歳くらいから作れるのが普通なので、未成年でも利用できますね。

カード情報を入力しましょう。

すると

確認画面が開くので、確定してください。

確定しました。

Facebookに登録していたメールアドレスにメールが届きます。

ちなみに勝手に迷惑メールに仕分けされていました(笑)

まだ始まったばかりのサービスですからね。

 

レターを贈る

 

ではさっそくレターを贈ってみましょう。

「レターを贈る」をタップ。

知り合いがレターポットをやっているか知らないので、とりあえず西野さんに贈ってみることにしました。

便せんを3つから選べます。

普通に僕の西野さんへの思いを書いてみました。

100レター買ったので便せん分を引いて95文字まで打てます。

あとは「レターを贈る」をタップすればいいです。

さすが西野さん。すごいレターの数ですね。

やってみて思ったのが、かなりシンプルで使いやすいということです。

ぶっちゃけここで使い方を解説するまでもなかったかなと思うぐらい簡単でした。

あなたもぜひ、やってみてください。

 

まとめ

 

まだまだαバージョンがリリースされたばかりのサービスですが、なんだか将来性を感じます。

こういった新しいものに触れるのは、貴重な体験だと思います。

あなたもぜひ、やってみてください。

 

【追記】

ツイッター上で西野さんからこの記事についてのリプライを頂きました。

ポットのURLを貼ればお礼にレターを頂けるということでしたが、実名で登録してしまったので断念しました(笑)

残念ですが、読んでいただけただけでとても嬉しいです。

みなさんも、レターポットを使うと良いコミュニケーションができるかもしれませんよ。

【追記2】

と思ったら名前が変更できました^^;

僕はアホですね……。

 

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