高卒が教える!読書のメリットと効率的に読むコツ

 

僕は高卒ですが、普段から大量の本を読む読書家です。

最高で年間1000冊近く読んだこともあります。

この記事では、あえて高卒という立場から、読書をするメリットと、効率的に読むコツをお話したいと思います。

 

低学歴ほど読書をすべき!

 

一般的に、低学歴はあまり読書をしない人が多いのではないかと思います。

ですが僕は、低学歴こそ読書をすべきだと考えます。

それも、少し読めばいいとかじゃなく、浴びるように読むべきだと思うのです。

高学歴の人は学生時代に集中して勉強しているので読書はそれなりでもいいですが、低学歴は大量に読書をしないとどうにもなりません。一生高学歴にこき使われる人生を送ることになってしまいます。

逆に、低学歴でも大量に読書をすれば、高学歴に勝つことも十分に可能です。特に今はネットがありますから、チャンスは無限に転がっています。

ちなみにここで言う読書とは、小説以外のことです。小説は基本的に娯楽です。楽しむために読むのはいいですが、役に立つものではありません。あまり一般的に使われない語彙はどんどん増えていきますが、生かす機会はほとんどないでしょう。

僕も小説は好きで、年間500冊読んだこともありますが、役に立ったと感じたことは一度もありません。娯楽は大事ですが、役立てるための読書とは別に考えるべきでしょう。

 

読書とは知識の土台を作る作業だ!

 

ここで、例えを使って、読書の意義を説明したいと思います。

読書とは、知識の土台を作る作業だと思ってください。家を作るときなどに土台を作りますよね?あの長方形なり正方形の土台をイメージしてみてください。

経験によって得た知識であるとか、ネットで検索して得た情報であるとか、そういうものはその「土台」の上にしか置くことができません。土台がないと決して積み上げることができないのです。要するに、前提知識がないとなにも理解できないので、得た情報を吸収することができないということです。

情報や知識は、基本的に専門の土台にしか置くことができません。たとえば政治の情報は政治の土台にしか置くことができないし、経済の情報は経済の土台にしか置くことはできません。経済の情報を漫画の土台に置くことは基本的にはできません。ただし、一部被ることはあります。経済漫画を読んで得た情報を、経済の土台に一部置くことはできます。

というわけで、情報や知識を積み上げていくには、知識の「土台」をどんどん広げていかなければいけないのです。その作業が、読書です。

高学歴の人は、学生時代に、徹底的にこの土台を作っているんです。だから、さまざまな情報を吸収することができる。

一方低学歴は土台が狭いですから、重要な情報が目の前にあってもスルーしてしまう。土台がないので積めない。つまり、前提知識がないので、目の前の情報がなんなのか理解できず、重要なのかどうなのかすら判断できないということです。

その結果、同じ時間を使っていても、土台が広い人と狭い人では、積みあがっていく情報や知識の量に雲泥の差が生まれてしまうのです。

例えばニュースを観ていても、土台が広い人は多くのことを読み取りますが、狭い人は理解できないのでかなりスルーしてしまいます。観ているのは同じ2分のニュースでも、得るものに大きな差が生まれるわけです。

土台が狭い人は、目の前の損にも得にも気づくことはできません。危険にも気づきません。利益にも気づきません。広い人は、気づいて、豊かな人生を送ります。

簡単に言うと、読書をすると得をするチャンスが大幅に増えるということ。同時に、損をする危険も減る。

これが読書のメリットです。

読書をせず、自力で土台を広げることも不可能ではないですが、気の遠くなるような時間がかかるので、読書をした方が比べ物にならないくらい効率的です。

直接的に役に立つのは、自分が実際にした「経験」ですが、それを最大限に生かすには、読書をして、知識の土台を広げておく必要があるのです。

読書は、投資なのです。

 

読書の具体的なメリット

 

読書のメリットを具体的に語るには、まずネットの情報のメリットとデメリットを示すべきだと考えます。

なぜネットじゃなくて読書をしなければいけないのか?

その理由を書いていきます。

 

ネットの情報のメリット

 

ネットの情報のメリットは以下の通りです。

  • 速報性がある。
  • 情報が多く、網羅性がある。
  • 検索などで、情報にアクセスしやすい
  • 無料のものがほとんどで、費用が安く済む。

書籍は一回印刷したら訂正するのは大変ですが、ネットだと簡単です。なにかニュースがあると、すぐにウィキペディアが書き換えられますよね。最新の情報が得られるというのがネットの利点。

それと、ネット上の情報はとても多いので、書籍でカバーしきれないようなマイナーな情報がたくさんあるんですね。そういう点で便利。

また、スマホがあれば簡単にアクセスできますし、だいたいにおいて無料で使えるので、そこらへんもメリットです。

 

ネットの情報のデメリット

 

ネットの情報のデメリットは以下の通り。

  • 情報がやや不正確。
  • 情報が分散していて、断片的な情報ばかり。
  • 情報量が多すぎて、どれを読めばいいかわかりにくい。

ネットの情報は不正確なものが多く、デマもたくさんあります。また、断片的な情報ばかりなので、必要なものを調べるのが面倒。グーグルの検索は優秀ではありますが、もちろん完璧ではないです。情報が断片的なので、当然重要な点を見落とす可能性があります。

 

書籍のメリット

 

書籍のメリットは以下の通り。

  • 情報が正確。
  • 情報が体系的にまとまっている。
  • 作者の権威によって、何を読めばいいかわかりやすい。

ここらへんは、ネットのデメリットの逆になってきます。書籍はネットと比べて圧倒的に情報が正確ですし、時間をかけて一冊にまとめられているので、一冊読めば必要な情報がだいたい得られたりします。また、著名な著者であれば、質の高い本であると楽に推定することができます。もちろんまったくハズレを引かないわけではないですが、ネットと比べればその頻度はだいぶ低いです。

 

書籍のデメリット

 

書籍のデメリットは以下の通り。

  • 情報が遅い。
  • ある程度売れる分野を扱った本しかない。
  • いちいち買わないと読めない。
  • 費用がかかる。

ここらへんも、ネットのメリットの逆です。ネットよりもだいぶ情報が遅いですし、ニッチな本はそれほど多くありません。それに、お金を出して買わなければいけないというのもあります。ネットなら検索すればいいだけですからね。

 

なぜ書籍なのか

 

つまり、最新の情報が知りたかったり、マイナーな情報が知りたかったりする場合はネット、正確でまとまった情報が知りたかったら書籍、といった感じになります。それと、お金がない場合ももちろんネットで済ますしかありません。

結局のところ、ネットと書籍は長所が違うので、目的に応じて使い分けた方がいいということです。

この記事で言いたいのは「知識の土台」を広げるのが重要だ、ということですから、情報が体系的にまとまっている書籍を読むのが効率的だということです。ネットの情報だけだと断片的なので、土台がガタガタのツギハギになってしまうということ。やけにマニアックなことは知っているのに、基本的なことを知らない人がネット上には多くいますが、それは多分、読書をしていないからです。

 

読書のコツ

 

僕の長年の読書の経験から、読書のコツをお教えしたいと思います。

 

初級編

 

本を読むにも上手い下手というのがあります。読書が上手くなるには、慣れが必要です。たくさん読んで、慣れるしかない。野球が上手くなりたければ、たくさんバットを振ってだくさん球を投げなければいけませんよね。それと同じです。

慣れるためのコツは、わからないところは飛ばすことです。わからなかったらとりあえず先に進んでしまってください。後のページを読めばわかるようになるかもしれないですから。その時点でわからないんだったら、一生懸命考えるのは効率が悪いです。数年後に「あれはそういうことだったのか!」と合点がいくこともよくあります。そのうちわかる時が来るだろうと放っておいていいのです。全編にわたって理解できないなら、その本は現時点で自分にとってレベルが高すぎるということですから、読むのをやめて、もっと易しい本にチェンジした方がいいです。

すべてを熟読しようとすると、挫折します。最初のうちは手をぬいてもいいのです。

読むのが疲れるなら、毎日少しずつ読むのでも十分です。特に、面白くて内容の濃い本は読むのが疲れますからね。僕は昔「マンキュー経済学」という分厚い経済学の教科書を、一日一章ずつ毎日読むことを二カ月近く続けて読破しました。

こんなに分厚い教科書ですが、コツコツ続けることで得たものは非常に大きかったです。この教科書はわかりやすく、面白くて、しかも内容が濃いんです。僕は読みながら「どうして僕は今までこんなに大事なことを知らなかったんだろう」と何度も感動しました。それほど、優れた読書体験だったと思います。

最初のうちは、コツコツと読書を続けて、慣れるのが大事です。まずは興味のある分野に絞って読むと続くと思います。

もし読書に慣れてきたら、次項の上級編を参考にしてみてください。

 

上級編

 

読書に慣れてきたら、あらゆる分野の本を乱読してみてください。

少しでも興味のある分野があったら、まず入門書を読み、その後上のレベルにステップアップするのです。これを繰り返すといいです。浴びるようにたくさん読むのです。乱読することで、様々な知識が頭の中でつながります。そういった「知識の相乗効果」によって、知識の土台がどんどん広がっていきます。

そうしていると、速読ができるようになってくると思います。たくさん読んでいると、自然とできるようになることが多いんです。実際、僕は以前速読とはどういうものなのかと調べてみたところ、いつも自分がやっているのと同じだったのでガッカリしたことがあります。僕が「流し読み」と呼んでいた読み方のことだったんですね。

具体的な方法は、まずページをパッと見て、重要な情報なのかそうでない情報なのかを一瞬で仕分けします。重要でないところは飛ばして、重要なところだけ読むのです。

これだけです。

ただ、これができるようになるためには、相当たくさん本を読まなければいけません。重要な記述なのかどうかという判断はほとんど直感的なものです。なぜかは説明できないけど、直感的に「なんかここらへんは重要じゃなさそうだな」とわかるのです。その境地まで行くには、たくさん読書するしかないと思います。

速読することによって、効率的に情報を吸収していくことができます。一冊にかける時間は30分とか、速い人で15分とかになる。これは相当得をします。

ただ、すべての本を速読すればいいということではありません。中には熟読した方がいい本もあります。内容が濃くて、一文すら読み落とせないような本が、たまにあるんです。なんでもかんでも速読する人がいますが、僕はちょっと疑問に思っています。当然、読むのにかける時間と理解度は比例しますから、内容が濃い本を他と同じように速読するのはどうもおかしいような気がします。

読書が上達すると、序文や一章目の最初などを少し読むだけでその本のクオリティをほぼ正確に把握することができるようになります。「この本は速読でいいや」「この本は熟読した方がよさそうだ」などとすぐに判断できますし、「この本の価値はゼロだな」と判断して読むのをすぐやめてしまうこともできます。

こういうことができるようになるためには、何度も言いますが、たくさん読むことが大事です。

本は、読めば読むほど知識が雪だるま式に加速して増えていきます。そこまで到達すると、読書はやめられなくなるでしょう。最初は高いと思っていた書籍代が、むしろ何故こんなに安いのかと疑問に感じられるようになると思います。読書の価値を理解できるようになるということです。

読書をしないという方、これから読書しようと思っている方も、こちら側の世界にどうぞいらしてください。楽しいですよ。

 

まとめ

 

読書の価値は読書をしないとわからないというのが、悩ましいところです。

しかもわかるようになるには、ある程度たくさん読まないといけないので、やっぱりハードルが高い。

スポーツなら試合を見れば価値がわかるし、映画だって2時間客席に座っていれば子供でも楽しいのがわかります。

でも読書は文字を読むという面倒な作業を続けなければわからない。もし野球が、毎日素振りを100本するのを続けないと面白さがわからないスポーツなら、人気は出ていないと思います。

読書の価値を伝えるのは難しいですね。

それでは、また。